全社会人に読んでほしい本。「40歳でGAFAの部長に転職した僕が20代で学んだ思考法」【今日の一冊】

ビジネス本

ロジカルにものごとを考えるってどういうことなんだろう。それを教えてくれるのが本書

「40歳でGAFAの部長に転職した僕が20代で学んだ思考法」です。

著者の、寺澤伸洋さんは40歳のときにGAFAのうちの1社にシニアマネージャー(部長)として転職しています。

僕は40歳のときにGAFAのうちの1社にシニアマネージャー(部長)として転職しました。

この会社の中で求められるものはロジカルさ、分析力、行動力、人を動かす力などのハイレベルなスキルセットでした。これらのスキルは前職に17年間在籍していたこれらのスキルは前職に17年在籍していた間に学び、身に着けたことが非常に大きかったのですが、その17年間の中で最も僕が成長したのは20代半ばから30代前半に経営企画本部、特にそこの本部長だったNさんに直接教えをいただいていた時だったのです。

                                             Amazon 書籍説明ページより

ちなみに今は、2021年にFIREをして作家・講演家として活動中とのこと。

このような経歴の方がどのようにしてロジカル思考を身につけていったのかが説明されています。

■本の紹介と感想

登場人物は3名。

寺澤さん・本部長で上司であるNさん・もう一人の女性(アキさん)です。

上司であるNさんは、二人に「物事の考え方」を教えてくれます。

会話形式で理解しやすさを追求した本書は、

ほとんどが寺澤さんの視点からみた、Nさんとの会話方式で説明されており、Nさんの説明を読者も直接受けているようになっていて、とても分かりやすくなっていました。

また、Nさんはただ教えるだけでなく、寺澤さんに考えさせ、導いていく方法がとても優れているなと思いました。自分で学ぶのはもちろん、人材の育成に携わる人も参考になるのではないでしょうか。

この本は6つの章に分かれて説明されています。その一部を抜粋して紹介します。

■第1章:ロジカルに考え抜く

第1章は「考える」ことを考える章。ロジカルシンキングの手法について説明されています。

Nさん「寺澤くん、美味しいカレーを作るには、どうしたらいいと思う?」

僕「えっ?」

Nさん「『えっ?』じゃなくてさ。『美味しいカレーを作る』というテーマについて、ホワイトボードに書いてみて」

                               「40歳でGAFAの部長に転職した僕が20代で学んだ思考法」より抜粋

寺澤さんが「野菜、肉などを切って煮込んだ後、カレールーを入れてさらに煮込む」とホワイトボードに書くと、Nさんは「全然ダメ」と一蹴します。

Nさん「まず、寺澤くんの回答は視野が狭い。もっと『全体像』を見ないと」

僕「美味しいカレーの全体像って何ですか?」

Nさん「まず、カレーは誰が食べるの?何人に提供するの?」

僕「えー、そこからですか」

                              「40歳でGAFAの部長に転職した僕が20代で学んだ思考法」より抜粋

さらに、カレーを食べる人の「性別」や「年齢層」によって「美味しい」の定義が全く変わってくることをNさんは説明してくれます。

確かに!と思わされますよね。

上記のように会話形式で話は進んでいき、「美味しいカレーの作り方」をテーマに「考えている範囲の確認」「ターゲットの明確化」「要素の洗い出し(抜け漏れがないか)」が説明されています。

その他にも「要素分解」「思考を高めるコツ(視野、視座、視点)」「ボックス思考」などが説明されています。

第2章:人に伝えるということ

第2章では伝達力を高めるコツが説明されています。

Nさん「寺澤くん、桃太郎の話を説明してみて」

僕「えっ?」

Nさん「桃太郎の話を、話を知らない外国人でもわかるように説明してみて」

僕「も、桃太郎ですか。分かりました。

                               「40歳でGAFAの部長に転職した僕が20代で学んだ思考法」より抜粋

寺澤さんが、「むかしむかし、あるところに、おじいさんとおばあさんが・・・」と説明すると、Nさんはまたしても「全然ダメ」と一蹴します。

Nさん「寺澤くんは人に桃太郎の説明をするのに、1から10まで話をするのかい?」

僕「いやー、言われてみると、それはさすがに面倒ですね。」

Nさん「なら、ポイントを押さえないといけないね。桃太郎の話のポイントをホワイトボードに書いてごらん」

                               「40歳でGAFAの部長に転職した僕が20代で学んだ思考法」より抜粋

と、人に何かを説明するときには、伝えたい内容をきちんと絞ることが大切だと教えてくれます。

ただし、これではまだ50点だとNさんは言います。

もう50点取るためには、ポイントを「箇条書き」にすることだとNさんは説明してくれます。

ポイントを押さえて、箇条書きにして説明することで、受け手に伝えやすくすることを意識する。

常に心掛けておきたいですね。

第2章では「コミュニケーション力(伝達力)」「ポイントの押さえ方」「話の粒度の揃え方」「話し方」などが説明されています。

本書は第3章「会議の進め方」、第4章「Nさんの仕事の進め方」、第5章「Nさんの教え、実践編」、終章「もうひとりから見たNさんとNさんからのメッセージ」が説明されています。

どこを切り取っても、「仕事で役に立つ」こと間違いなしの、全ての社会人におすすめしたいロジカル思考における良本でした。ぜひ手にとって読んでみてください!

フェルミ漫画大学さんの「【要約】40歳でGAFAの部長に転職した僕が20代で学んだ思考法【寺澤伸洋】 」のリンクも貼付してあります。

さらに著者である寺澤さんが対談式で本書やNさんのことなどを説明していましたので【サラリーマン図書室】しょうたさんの「【寺澤伸洋さんとZoom】40歳でGAFAの部長に転職した僕が20代で学んだ仕事に対する考え方」も貼り付けしてあります。

■Amazon内の紹介文

●Kindle2万部突破の超ベストセラーが、大幅加筆、ボリューム2倍の完全版でついに登場! トップ企業で戦える思考力×伝達力×会議力が手に入る!
●ロジカルな考え方や課題解決のコツを会話形式で理解できる、分かりやすさを追求した1冊!
●勝間和代さん推薦! 「ロジカル思考が温かいストーリーですっと学べる至高の1冊です」

【はじめにから一部抜粋】
僕は40歳のときにGAFAのうちの1社に、シニアマネージャー(部長)として転職しました。
この会社の中で求められるものはロジカルさ、分析力、行動力、人を動かす力などのハイレベルなスキルセットでした。

これらのスキルは前職に17年在籍していた間に学び、身につけたことが非常に大きかったのですが、その17年間の中で最も僕が成長したのは20代半ばから30代前半に経営企画室、特にそこの本部長だったNさんに直接教えをいただいていたときだったのです。

Nさんは「美味しいカレーを作るには何が必要か要素分解してみて」、「『ジャンクフードは肥満になる』と同じくらい論理の飛躍だよ」など数々の名言を残され、25歳の僕はNさんに、「僕はいつか、Nさんの語録をまとめた本を出しますよ!」って、約束したのです。

今の僕があるのは、20代半ばにNさんの話を聞いて実践してきたからだというのは、まぎれもない事実。ですから僕は20代からNさんから教わったことを全て本に詰め込んで、色んな人、特に若い人に伝えたいという思いを持ち、いつか絶対に形にしたいと思っていました。

本書は僕がNさんに教えていただいた内容を出来るだけ分かりやすく皆様に伝えるため、会話形式でまとめました。

本書が皆様の考え方、視点を変える一助になれば幸いです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました