これはもはや哲学本だ。23万部突破のベストセラー本「限りある時間の使い方」【今日の一冊】

ビジネス本

「80歳くらいまで生きるとして、あなたの人生はたったの4000週間だ」

そんなふうに数字にされると、とても短いように思える。いや、ものすごく短い。

著者のオリバー・バークーマンはタイムマネジメントについて考え、行き着いた先はあきらめることだった。

目の前のつまらない(役に立たない)タスクをこなしていくことが人生のはずがない。

本書「限りある時間の使い方」はものすごく短い我々の人生にキラキラ光る可能性を与えてくれる本でした。

読んでいくと色々な方が絶賛されている意味がわかります。

この本の全てを紹介することはできませんが、一部を抜粋して紹介させていただきます。

■13章ちっぽけな自分を受け入れる

ただし、「本当に大事なことだけをする」という考え方には落とし穴がある。

あまりにも大きな理想を抱くと、人は動けなくなってしまうのだ。

こんなことをしている場合じゃない、もっと有意義な時間の使い方を見つけなければ。会社なんか今すぐ辞めて、救援活動をするか宇宙飛行士になるべきじゃないのか。それができないなら、自分の人生には何の意味もない。

これは政治や社会の文脈でいうなら、社会を革命的に変えることだけが重要で、その他の小さなことには意味がないという考え方につながっていく。親戚のお年寄りの世話をしたり、地域で花を植える活動に参加している場合じゃない。地球規模での温暖化や所得格差の問題を解決できなければ、小さな善意なんて意味がないじゃないか。・・・・

いや、ちょっと立ち止まろう。ここで僕たちは、もう少し地味で率直な真実に目を向けた方がいいみたいだ。

本当の話、あなたが人生で何をするかは、そんなに重要なことじゃない。

あなたが限られた時間をどう使おうと、宇宙はまったく、これっぽっちも気にしていないのだ。

私も理想を追い求め過ぎて、思考停止になることよくあるので分かります。

こんなはずじゃない。こんなことをしている場合じゃないって。人生に意味を持たせ過ぎちゃうんですよね。

この本の魅力は、現れる問題に対する著者のアプローチ方が壮大なところ、哲学的なところで、そんな問題も宇宙的視点から見れば瑣末なものだと一蹴してしまう。

でも、瑣末なことであることに気がついたときに安心を覚え、限りある時間を有意義に使う方法は今までよりもずっと多様なものになる可能性に開かれるって言うんですから面白いですよね。

■人生を生きはじめるための5つの質問

次の5つの質問について考えてみてほしい。

すぐに答えが出なくてもかまわない。詩人リルケの有名な言葉を借りるなら、重要なのは「問いを生きる」ことだからだ。

真摯に自分に問いかけるだけでもいい。そのときあなたは、すでに自分の置かれた現実に向き合い、限られた時間を精いっぱい生きはじめていることだろう。

質問1.生活や仕事のなかで、ちょっとした不快に耐えるのがいやで、楽な方に逃げている部分はないか?

質問2.達成不可能なほど高い基準で自分の生産性やパフォーマンスを判断していないか?

質問3.ありのままの自分でなく「あるべき自分」に縛られているのはどんな部分だろうか?

質問4.まだ自信がないからと尻込みしている分野は何か?

質問5.もしも行動の結果を気にしなくてよかったら、どんなふうに日々を過ごしたいか?

うーん。どれも普段の生活でできるだけ見ないようにしている内容なので、直接質問としてストレートに投げられると。辛い。。

全部簡単に答えれる質問じゃないですよね。

それでもいいと著者は言っています。重要なのは問いを生きることだと。

この本はほんとにたくさんの印象的な言葉が出てくるのですが、

最後に著書の中で出てくる言葉を一つ。

「次にすべきことをしよう(Do the next right thing)」

シンプルですが、これこそが僕たちが心に留めておくべき言葉かもしれませんね。

「限りある時間の使い方」ではいくつも役に立つことがありましたが、今回はそのうちの2つをご紹介しました。

本当に素晴らしい本なので、ぜひ手にとって読んでみてください!

サラタメさんの「【短い命をムダにする前に】ベストセラー『限りある時間の使い方』を、超絶わかりやすく解説してみた」のリンクも貼付しておきます。

■目次

イントロダクション 長い目で見れば、僕たちはみんな死んでいる
PART 1 現実を直視する
第1章 なぜ、いつも時間に追われるのか
第2章 効率化ツールが逆効果になる理由
第3章 「時間がある」という前提を疑う
第4章 可能性を狭めると、自由になれる
第5章 注意力を自分の手に取り戻す
第6章 本当の敵は自分の内側にいる
PART 2 幻想を手放す
第7章 時間と戦っても勝ち目はない
第8章 人生には「今」しか存在しない
第9章 失われた余暇を取り戻す
第10章 忙しさへの依存を手放す
第11章 留まることで見えてくるもの
第12章 時間をシェアすると豊かになれる
第13章 ちっぽけな自分を受け入れる
第14章 暗闇のなかで一歩を踏みだす
エピローグ 僕たちに希望は必要ない
付録 有限性を受け入れるための10のツール

■アマゾン内の紹介文

アダム・グラント、ダニエル・ピンク、
カル・ニューポート他、NYタイムズ、WSJ絶賛の
全米ベストセラー!

「効率的に荷物を詰める方法を
人生の時間の使い方に当てはめるのは間違いです」
ひろゆき氏絶賛!

人生はたった4000週間、
限られた時間をどう過ごすか! ?

人の平均寿命は短い。
ものすごく、バカみたいに短い。
80歳まで生きるとして、
あなたの人生は、たった4000週間だ。

「時間が足りない」なんて、
何を今さらと思うかもしれない。
いっぱいになった受信トレイに、
長すぎるやることリスト。
ワークライフバランスに、
SNSの際限ない誘惑。

もちろん世の中には、生産的になるための
「ライフハック」があふれている。
けれど、ライフハックを駆使したところで、
たいてい状況は悪くなるだけだ。

焦りはさらに増していき、
人生の大事な部分には、
いつまでたってもたどり着けない。
さらに、日々の時間管理に追われていると、
本当に大事な問いが見えなくなる。

それは、自分の限られた4000週間を、
いかに過ごすかという問いだ。

本書は古今の哲学、心理学、
スピリチュアル思想を駆使し、
ウィットに富んだ語り口で、
時間と時間管理を実践的に、
そして深く問い直す。

「すべてのことを終わらせる」
という強迫観念を捨て、
自分の有限性を受け入れたうえで、
そこから有意義な人生を築く方法を紹介する。

本書を読めば時間に対する見方が変わり、
さらには生き方が変わるだろう。

全米衝撃のベストセラー、ついに日本上陸!

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